日本自動車博物館って??【番外編 日本自動車博物館②】
本日は、折角自動車博物館にお邪魔させてもらっているので、博物館の展示車両をご紹介します!!
先ず玄関でお出迎えしてくれたのが初代ソアラ。
今ではあまり見かけない、ブラウンメタリックのカラーが渋いですね。
こちらは、マツダファミリア。赤いボディーがカッコいいですね。以前に弊社でもレストアを担当したそうですが。当時はまだ部品が揃っていたそうで、すんなりと進んだようです。
レストアしたシリーズで、こちらは日産のセドリック。以前レストアをした際には、メッキされている部品の点数が非常に多く、オリジナルと同じように仕上げるのに苦労したそうです。
再登場したこちらはソアラ。発売当時は大変な人気だったようですね。
そしてこちらは、そのソアラのベンチマークとなった車と言われている、ポルシェ928。どうですか?2つともそっくり??
ノム3曰く、2ドアの4人乗り、高級スポーツカーというコンセプトが、ソアラとの共通点らしいです。素人には全く分からないですが。。。
続いてはいすゞのクーペです。
こちらはライン生産された117型。それまで手作業で生産されていたのが、この車からライン生産へ移行したそう。
バンパーに繋ぎ目がありますが、手作業ではここを一枚板で形作っていたそうですよ。
ここで車体の変遷を追ってみましょう。
上からパンサーJ72、ジャガーXK140、BMW1800。
素人目にも年代が上から順に新しくなっているのが分かりますね。
このタイヤのところにある、ぷくっとした感じと、フロント部分がやたらと長い感じが、レトロ感を出してます。
これは車両設計の変遷を表しているそうで、車はもともと馬車から進化した乗り物。車が発明された初期はその名残が残っており、タイヤのところのぷくっとした形は、馬車にある泥除けの名残だそうです。そこから車体の“型”がだんだんと決まっていきます。前にエンジン、車内空間を広く、後ろに荷物を入れて...という感じで、生産者と消費者のニーズを追求していったのが一番下の車。BMW1800は初期の「箱型」と呼ばれる車両で、効率性や機能性を求めた結果のようですよ。
更にライトに注目。右は丸型のローバーP6。左は四角のローバーSD1。こちらも右が古くて、左が新しいというのが、なんとなく分かりますね。ライトの形が丸から四角に移るまでには、加工技術の発達と、新素材の開発が必要だったそうですよ。
こんな感じで、貴重な車が展示してあるだけでなく、車両の変遷を一気に見えてしまうのもこちらの博物館の魅力ですね。
如何でしたでしょうか?今回はあまり時間がなかったので、さささっと、見るだけで終わってしまいましたが、紹介した以外にも、ホントにたくさんの車が展示してありました。じっくり一台一台みようとすると、一日あっても足りないくらいです。
近くに行った際には、ぜひお立ち寄りください!!