“国産車初のスーパーカー”その誉れを取り戻すまで…【トヨタ2000GT - 第1回】
皆さん、大変長らくお待たせいたしました…!
レストアブログ再開します!!
記念すべき?(前向きにいかせてください🙇♀️)再開 第1回目は…

\\TOYOTA2000GT(後期型)//
のレストアを行っていきます。
前回の記事の最後の写真でわかった方はさすがでございます👏✨
トヨタ2000GTは1967年から1970年までで合計337台が生産されたようです。
装備品の細かい違いなどから数タイプありますが、判りやすく形状の違いから区別して
このモデルは後期型と言えるでしょう。
前期型が好き、後期型が好きと好みもあると思います!
皆さんはどちらがお好きですか?



さてさて、積車で運び込まれてきましたね。
「あ、こりゃたしかに直さないとね…。」と気軽に車を見始めましたが…

まずはこの2000GTの特徴的なフェイス。かっこいいですね~。
メッキに錆が出ているなぁ…

近づいてみると…うーん、これは結構きてますよ
塗装面に茶色く、点々と…。
これは塗装面の下地(金属パネル)から錆が出てきていますね。
いうなれば車の皮膚がん状態、とでも言いましょうか。
もうこうなると塗装面を剥離して下地を見ないとだめです。
ほぼ全面に出てきてしまっています。

後部の反射板が失われています。
何かにぶつけた様子はありませんが…何かあったのでしょうね。

ピラーもサビサビじゃないですか。
これはパテを入れないと平滑な面に戻らないですね…錆びている部位すべてに言えることですが。
要するに「結構手を入れないと綺麗にならない」ということです。

タイヤなんてもう…ぺっちゃんこですわ…。これ、どうやって積車から降ろそうか…。
ホイールも使えそうにありません。(マグネシウムホイールは経年劣化で巣ができやすい)
後発品のホイールにしないと安全に走行できない感じです。

センターロックナットもかなり錆びています。
2000GTのタイヤ&ホイールは中央の1点のナットで固定されており
周囲のホイールナット風のものは位置決めのピンの化粧です。

フードを開けてみましょう。
…外観から見てこんなんだからさ、そりゃそうだろうと思いましたよ。
これはこれでいい感じなのか?はたまた感覚がマヒしているのか…。


外観がざっと見れたので室内も見ていきますよ。
ドアを開けたとたん…カビが!!そこら中に!!!!
車内全体席にカビが出てしまっています。
レザー関係はおそらくすべてダメです。

これ…座って大丈夫でしょうか…?


残念なことにこのハンドルもウッドが割れてしまっています。
ハンドルを握ると木のささくれが刺さりそう…
聞けばこの車、納屋で30年眠っていたもののようです。
…え、そうなの?逆に奇跡ですよ!!
2000GTでまだそういう個体があるんだ…。
(※オーナーさんごめんなさい)
そんなこんなで…この2000GTを直すことになりました。
最初にも言いましたが…タイヤが潰れているのでどうやって降ろそうかな…。

…まぁ、こうなりますよね…。
ブログの新キャラのもりみつさんと山本さんに頑張ってもらいましょう。
次回からはこの2000GTの分解に入っていきます。
さらに詳しくこの車を見ていくことになりますが
果たして中身はどうでしょう…。
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