分解3(シャシーとボディの分解)【トヨタ2000GT -第4回】

さて、とうとうボディからフレームが切り離されました。
今回は更にボディ分解作業を進めていきます。
※作業自体はフレームも進んでいますが、記事の都合上分けています🙇♀️

分離を終えたボディ。2000GTの特徴が良く残っています。

TOYOTA2000GTに限った話ではありませんが、ガラスの取外しは毎回迷ってしまいます。

ガラスが無事に取れるのか?モールは無事に取れるのか?
再使用できるのか?クリップなど手配できるのか?
…心配事は尽きません。
取るべきか?取らざるべきか?…今回は取ることにしました。
やはり錆が取付部奥にまでまわっていました。
幸いガラスのピンは全て生きているようなので、そこは救われました。

TOYOTA2000GTってこの時代にテレスコピックハンドルが装備されていたんですね。
今日では多くの車に採用されています。ただチルトは無いです。

インパネASSYを降ろします。
TOYOTA2000GTはヒーターコアーを外そうと思うとここまで分解が必要です。
古い車はヒーターコアーから冷却水が漏れやすいので、コアーは交換することにしています。
(必ずと言う訳ではありませんが)
…正直、かなり手間です。

カビカビのドアトリムを分解します。分解していたらコーションラベルを発見しました。

拡大したものがこちらです。
「1.エンジン許容回転数 7,000rpm」
「2.各ギヤでの許容速度
1速 60㎞/h 3速150㎞/h
2速100㎞/h 4速185㎞/h」
と書かれています。
表現の仕方が色々とあるのでしょうが、タコメーターのレッドゾーンのように
回転数の目安を説明したものでしょうか?
また昔の車はよくスピードメーターに各ギヤの使用域を
わざわざ表示していたものもありました。
ATが主流の現代ではいちいちこんなこと表示されてないですよね。
以下、参考の写真です。

…表示の仕方はそれぞれですね。

内装の分解も、接着部分を残してほぼ終了です。
次回シャシー分解に取り掛かっていきます。
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