分解4(シャシーとボディの分解~シャシー編~)【トヨタ2000GT -第5回】
今回は前々回に切り離したフレームの方をご紹介していきたいと思います。

ボディから降ろされたフレームASSY。
実はこのボディーとフレームの関係を実車でわかりやすくした展示物が
弊社の「SowZow」に展示されています。

これです。


👆弊社、SowZowです。
綺麗な館内で館長とお姉さんたちが出迎えてくれます。
他にもいい車が展示されていますので、ぜひ一度お越しください✨
(次回、SowZowの紹介をさせてください!)


さぁて、どっからばらしていこうか?

2000GTのリアサスペンション。とても市販車には見られない構造です。
まるでレーシングカーのようです。
これは当時ロータス・エランを参考にしたとも言われていますが…
でも実際どうだったのかは当事者の方しかわかりませんよね。

上はブレーキです。左写真がフロント用、右側の写真はリア用の物です。
基本似たような形状ですが、リアにはキャリパー(ディスクブレーキの油圧部分)の上に
カンチブレーキ(自転車のようにホイールリムを挟み込むブレーキ)のようなものが
付いていますが、これがパーキングブレーキになります。
…まぁどっちもよく錆びてますな。

FRブレーキの分解。このように外れていくんですね。
現代ではこのような形状のディスクブレーキは車用としては使用されていません。
このタイプはこの2000GTとクラウン(RS4#系)、TOYOTA1600GT(一部)、
マークⅡ(RT76)などに使用されていた記憶です。

デファレンシャルは4か所で留まっているだけなのですが、いざ降ろすとなると
重いし隙間がないしでめちゃくちゃ大変です。
今回はサスペンションアームを取っているのでまだ楽な方ではありますが…
車上でやるとなると…想像もしたくありません。

ようやく、フレーム単品になりました。
これで車体はほぼ分解を終え、修復作業に移行できます。
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