ユニット品修理【セリカ1600GT-第7回】
新年、あけましておめでとうございます。
今年も皆様に新明工業のレストアの様子をお届けしてまいりますのでぜひご覧ください。
「嗚呼そうだ、ないものは作ろう・・・」
鈑金さんはボデー、整備屋さんは部品。
ボデーの修復が進んでいく中、整備屋さんは部品(私たちはユニットと呼んでいます。)の
修復を進め、来たるべき車両組立てに備えたいと思います。
時間よ戻れ
現行モデルの車両であれば部品屋さんからパーツを買えば簡単に綺麗になっていきますが
40年以上経過した車ではなかなか部品を揃えることができません。
新明工業では新車時のような外観を目指し、ユニットも機能のみでなく見た目にも重点を置いています。
作業前 作業後
灰皿(アッシュトレイといいます)は使用されていたためサビサビでしたがきれいになりました。
分解前 分解後
作業後 作業後
ブレーキブースターも復元していきます。今回は分解し内部を清掃して復元されたケースに組付けます。
破損も無く少し安心しました。

作業中のメカニカル・フューエルポンプ。新明では分解してダイヤフラムを交換します。
キットがあるのが1番ですが、手に入りません。
作業前 作業後
フロントウインカーのレンズの無い状態です。これも綺麗にしました。

電装品のチェックも欠かしません。写真はワイパーモーターを分解・点検しているところです。
最後は作動チェックもします。
今回、最後まで悩んだ部品。キャブレータにつくインテーク、エアコネクタというケースの背面側です。
ブラスターを当てた為穴だらけになったのか?
…おそらくそうではなく、当時ココに釘で穴をあけるのが流行ったと聞きます。
アクセルを踏み込んだ時の吸気音が大きくなるようです。
でもこれでは使えません、中古も見つかりません。どうしよう…そうだ、困ったら作ってしまおう!
というわけで、本当に作ってもらいました。…すごい!
これ、自分でお願いしておきながら言うのもなんですがこれが手叩きの鈑金で出来てしまうなんて…。
合わせもピッタリ!恐れ入ります。
次回再びボデーの話に戻り、塗装作業に入ります。
きれいになったかな??
…続く