下地【セリカ クーペGT-第7回】

「削って…塗って…また削って…。」

前回は板金がひと段落ついたところでしたね。
早速色を塗っていこう!…と言いたいところではありますが
色を塗る前にしなければならないことがあります。
…そう、下地作りです。
作業としては同じことの繰り返しで地味ではありますが、
塗装前はこんなことするんだなぁと思ってご覧ください。


まずは車の表面を研いでサフを塗る準備から入ります。

何色だったか少しわからなくなるくらい、下地の色が見えてだいぶボロボロになってしまったように見えますね。
ですがこれも次のための準備です。細かいところまでしっかり削ります。

そしてサフェーサーを塗っていきます。
一瞬で印象が変わってきますが…あくまでも「1回目」なんです。

先ほどのサフをペーパーで削っていきます。
また少し、サフの下の色が見えてきましたね。
ここで面を整えていきます。

削っていくと「す」と呼ばれる小さな穴が見えてきます。
その状態でサフや色を塗ってもきれいに色は乗りません。
ですのでパテで隙間を埋めていきます。
赤くなっている部分がそれです。

整えたらまたサフを吹いていきます。
さっきと大きくは変わらないように見えますが、ちゃんと進歩してます。

そしたらやることはさっきと同じ。
削って…パテを盛って…。
少し気が遠くなりますね。

こうして作業が続いていきました。
でも、こうすることで色がきれいに乗ってきます。
苦労はしますが、次の作業のため頑張りますよ。


さて、色付けまで見たいところではありますが…今回はここまで。
色が入るとだいぶ印象が変わってきます!お楽しみに!!



…続く。

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