現車確認・洗車【伊豆の踊子号-第2回】

「懐かしいなぁ~…」

新明工業にやってきた伊豆の踊子号。
見れば見るほど時代を感じる部分がたくさんありますね。

そんな部分も含め、伊豆の踊子号の現車確認をしていきましょう。

…しかしながらたかのはこういったバスは全くなじみがなく、逆に真新しいものに見えてきてしまうんです。
ということで、ここはのむらさんにバトンタッチして個人的な感想を交えて紹介して頂きましょう!


まるで眉毛と目玉のような愛嬌のあるヘッドランプ。
このいすゞBXD30型の特徴の一つですね。インパクトあるぅ~!

錆びた感じのランプ類も雰囲気があっていいのですが、手を入れていきます。

東海バス様の屋号もとてもいい感じです…これは看板屋さんの仕事でしょうか?手描きされています。
今回、塗装をしてしまうので非常にもったいなく感じます…。
(カーラッピングの誕生が1990年代と言われていますのでこの時にはロゴマーク等もステッカーは使用されてません。)

懐かし~。これ、皆さん知っていますか?ウィンカーのご先祖様です。
「腕木式」といいます。昔、線路のわきに立っていたあれと似た形状なのでそう呼ばれています。

このカーテンも今は見なくなりましたね、昔乗った国鉄(今はJR)の電車を思い出します。
結構最近まであったかな?(1980年ごろ…最近か?)

正面の行先表示盤も当然手動なんですね、残念なことにレバーが折れています。
そういえばこの時代、助手さんがいたような?(助手さんではなく乗務員さん?)
昔「ワンマン」とそうでないバスが混在していたような気がします。
このレバーは乗務員さんが回せばいいので運転席からは操作できなくてもよかったのですかね?

室内後部の天井は塗装の割れがあります、

その他にも使用感がある部分がたくさんあります。


のむらさんありがとうございます~!

さあ、場所を変えまして洗車をしていきます。
まずはデフ(足回り)からです。

タイヤとタイヤの間にある部分なのでしゃがまないと見えない部分ですが
しっかり高圧洗浄機がかかるようにしてます。

次はエンジンルーム内です。
複雑な造りをしているのでいろんな角度から当てていきます。

頻繁に運行があった車両ではないため、油汚れより埃の方が多いとマッチャンが教えてくれました。

エンジンルーム下も念入りにやっていきます。

外装部分に高圧洗浄機をかけてしまうと錆びたところから
塗装がはがれてしまう可能性がありますのでひとまず洗車はここまでです。


次回は車内の分解がメインになります。
客室内シートやウィンドサッシ、ウェザーストリップ等の交換の準備です。

…続く。