分解(リアドア)【伊豆の踊子号-第6回】
「なかなか外れない…」
錆びている部分は見た目が良くないだけでなく、分解もしにくくなることがあります。
今回はリアドアの金具等を取り外していきますが…これまた大変な作業でした。
あの手この手でなんとかして外していきましょう。
早速リアのドアストライカーを取り外していきます。
うっすらとマイナスボルトが見えますが、錆がひどすぎて取れません…
まずは塗装部分をがりがりと削っていきます。
削ったらガス溶接機で炙って取ってしまいます。
取り外したストライカー。
これは後々亜鉛メッキを施して綺麗にしていきます。
下のストライカーも同じように取ってしまいましょう。
お次はボデー側のキャッチです。
削ってみましたがこれは皿ネジで留まっているうえにネジの頭が潰れてしまい簡単には外せません…。
こういう場合はまずはドリルで皿ネジの頭を取り、残ったボルトも酸素溶接機(バーナー)で炙って取ります。
もう片方のキャッチも同様に。
ぽっかりと穴が開きました。
ドア下部分も。錆が顕わになりました…。
これだけ錆びていると、ただ「取るだけ」にも労力がかかります。
ドアの底面です。ここも塗装が割れて錆び部分が多いので修復の為の準備を施します。
ドア部分を全体で見るとこんなかんじです。
炙っているので取り外した部分は真っ黒になっていますが…これからどうなっていくのでしょうね。
今回は後ろの非常口メインの分解でした。
開くことが少ない部分ではありますが、そういったところも綺麗になると気持ちがいいですよね。
また綺麗になったこのドアをご紹介できる日が待ち遠しいです。
…続く