分解(ブレーキ・ラジエータ)【伊豆の踊子号-第4回】
「分解、分解~」
…分解続きにはなりますが、普段見ることのできない部分が顕になっていく様子って
なんだか見ていてワクワクしませんか?
さて、今回は予告していたブレーキとラジエータの分解+車窓のサッシの分解をやっていきます。
まずは前回の続きである窓のサッシの分解です。
取り外した時に車体の方の錆は見ましたが…サッシ自体はどうなっているのでしょうか?
分解するとこのようなパーツに分かれています。
(左写真)右の枠にガラスをはめ、さらに左の枠にはめています。
この小さい方の枠のゴムが途中までしかなかったので選定していきます。
外枠部分の真ん中の黒いところは1番目についてしまいます。(右写真、指を指しているところです。)
ここの見た目が悪いとせっかくの景色も台無しになってします。
なのでこの部分のゴムも選定していきます。
綺麗になった窓から見られる景色…
お見せできるのはまだ先のことですが、完成が楽しみですね。
次はブレーキ部分を見ていきましょう。
ブレーキブースターとマスターシリンダー。
ここからタイヤへ動力が伝わります。
左の筒になっている方がリア、右のピンが出ている方がフロントのタイヤが取り付く部分です。
一見汚れてはいるものの、車検等の定期的な整備が行われていたので状態はいいです。
タイヤの裏側はこんな感じになっています。
最後にラジエータです。
取り出したラジエータを見ると右上あたりに白?緑?になっている箇所が。
これは中の冷却水が漏れて腐食してしまったことによってなるそうです。
細かい部分はこんな感じです。
年式相応な印象を受けますが、よく手が入れられていて「動く車」であることを実感します。
この先しばらくは細かい分解や手入れ、鈑金が進んでいくことになります。
あまり代わり映えはしない、我慢の作業が続きますが根気強くやっていきましょう。
…続く。