下地-2【セリカ クーペGT-第8回】

「塗装まであとひと踏ん張り…」

サフェーサーを終えたので、「さあ色塗りだ!」…と言いたいところですが
実はそうはいかないのです。

インスタで載せているのでご存知の方も多いと思いますが
スポーツカーにありそうな、かなり目立つ黄色になりました。

黄色は透過性の高い色なので下地が重要になっていきます。
ですので今回は綺麗な発色の為に白色に塗っていきましょう。


まずはドアパネル。1回白色を塗り終えたようですが、ペーパーを持っています。
そう、今回の白色もサフェーサーと同じで色を塗っては研いでの繰り返しをします。
とにかく平らな面にするため、塗料の剥がれをなくすため…
上塗り以外は常に研ぐ作業をするんだとか。

お次はエンジンルーム内を塗っていきます。

普段は見えないエンジンルーム内をなぜ塗るのか…気になってのむらさんに聞いてみたところ
どうやらここも新明レストアチームのこだわりだそうです。
新明工業では博物館の車の整備も行っており、そういったところではボンネットを開けて展示します。
その為、中まで塗装しエンジンルーム内が綺麗に見えるようにしているそうです。
綺麗なエンジンルームは見惚れてしまいますからね、素敵なこだわりだなぁと思いました。

リアのフェンダーパネル。
下地ではありますが今回のセリカの最初も、第1回のセリカの最後も白だったので
このブログではおなじみのような感じですね。

バックドアもこの通り。
内側まで真っ白になりました。

こんな風にパネルごとに裏表綺麗に塗っていきます。
何度も言いますがあくまでも下地、なんですよね…。


サフのグレーから下塗りの白に変わっただけ、かもしれませんが
ここを大事にすることで綺麗な色を出せるのでこだわります。

さて、地味な絵が続きましたが、いよいよ次回は塗装回です。
あの黄色がどのように塗られていくのでしょう。

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